こんにちは、なかよん広報部のつっちーです。今回は、
シンプルだからこそ、こだわりが光る「鶏白湯」と「鶏しお」、とりやま さん
に行ってきました。
店の外観から漂うオシャレな雰囲気
まず、店の外観を見て感じたのは「モダンでシンプル」。ラーメン店らしからぬ洗練された雰囲気が印象的です。赤坂という土地柄に合わせたスタイリッシュなデザインは、訪れる前から期待感を高めてくれます。
店内に一歩足を踏み入れると、その印象はさらに強まりました。
白を基調とした明るい空間と清潔感のあるインテリア。「入りづらさ」は皆無で、女性客が一人でも気軽に来られるよう配慮されています。
奥様の視点から見た店主のこだわり
「主人はラーメン作りにはとても頑固なんです。でも、その頑固さが凄いところでもあります」と語る奥様。実際、一つ一つの工程を妥協なく突き詰める姿勢が「とりやま」のラーメンの美味しさにつながっているのでしょう。
さらに、「性格的に一つのことを徹底するタイプ」とご本人もおっしゃるように、メニューを2種類に絞り、それを極めるという姿勢には職人気質が光ります。
まずは「鶏白湯ラーメン」から実食!
席に着いて早速注文したのは看板メニューの「鶏白湯ラーメン」。運ばれてきた瞬間から、クリーミーな香りが食欲をそそります。一口スープを飲んでみると、濃厚でありながら全く胃にもたれない「もたれないクリーミーさ」が感じられました。
スープには鶏と野菜のみを使用しており、化学調味料に頼らない自然な旨味が凝縮されています。そして、特注の中太縮れ麺がそのスープをしっかりキャッチ。もちもちとした食感が、スープとの相性をさらに引き立てます。
鶏肉で作られたチャーシューも絶品。しっとりと柔らかく、それでいてしっかりとした食べ応えがあります。このバランスの良さに思わずスープを飲み干してしまいました。
注文を受けてからラーメンを作る店主の姿にも注目です。注文時には人懐っこい笑顔を見せてくれた店主ですが、麺を茹で、スープを注ぐ作業に入ると、一転して真剣な表情に。ラーメン一杯に対する熱意が、表情の変化からも伝わってきます。
次の日、どうしても気になった
「鶏しおラーメン」
その味が忘れられず、翌日はもう一つのメニュー「鶏しおラーメン」を試しに再訪しました。こちらは、鶏白湯とは打って変わってスッキリとした一杯。シンプルながらも繊細な旨味が楽しめます。
「塩はごまかしが効かない分、作り手の技術が試される」
と店主の山本さん。その言葉通り、スープの透明感と味のバランスが素晴らしく、こちらも最後まで飲み干してしまいました。
胃にもたれない軽さはもちろん、麺との一体感も見事。鶏白湯に使用される縮れ麺とは異なり、こちらはストレート麺でスープの繊細さを引き立てています。
メニューを絞ることで生まれる集中力
たったふたつのメニュー
「とりやま」の特徴は、たった2つのメニューに絞り、それを徹底的に追求している点です。
「多くのメニューを用意して手を広げるより、
一つのことを深く突き詰めたい」
という店主
の思いが、この2種類のラーメンに込められています。季節ごとの限定メニューもあり、夏にはつけ麺、冬には一人鍋が提供される予定です。
「シンプルだからこそ難しい」
と語る山本さん。確かに、ラーメンの美味しさはごまかしが効かないスープや麺の品質に大きく依存します。それだけに、ここで食べる一杯には格別なこだわりと満足感があります。
まとめ
「とりやま」は、シンプルを追求したラーメンづくりで唯一無二の存在感を放っています。洗練された空間、夫婦の温かいおもてなし、そして一口ごとに感じるこだわり。ラーメン好きなら一度は訪れるべきお店です。赤坂で、美味しさと心地良さを兼ね備えた究極の一杯をぜひ体験してみてください。
店舗情報
とりやま(赤坂) / 鶏白湯&鶏しお
@toriyama_ramen
港区赤坂 6-13-3
夫婦で営む鶏白湯と鶏しおのお店
11:30〜15:30 (Lo.15:00)
18:00〜23:00 (Lo.22:30) 土祝日は昼営業のみ
赤坂駅出口7番より乃木坂方面徒歩3分
カウンター6席 テーブル2名×2卓
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