こんにちは、なかよん広報部のつっちーです!
2024年11月23日・24日に赤坂サカス広場で開催された「赤坂サカス防災フェス2024」に参加しました。
親子で楽しみながら防災や防犯について学べるこのイベントは、最新技術の展示や体験型プログラムが多数用意されており、多くの学びと発見がありました。
今年のテーマ
赤坂から被災地を応援し、防災の教訓を学ぶ
に基づき、能登半島地震の教訓を活かした取り組みや、災害に備える知識を得られる内容が充実していました。
鹿島建設ブース:四足歩行ロボット「Spot」の操縦体験
最も印象に残ったのは、鹿島建設さんのブースで体験した四足歩行ロボット「Spot」の操縦です。米国Boston Dynamics社が開発したこのロボットは、建設現場や災害現場での活躍が期待されています。私は二等無人航空機操縦士の国家資格を持っていますが、Spotの操作性がドローンに似ていると感じました。
タブレットを使った直感的な操作が可能で、子どもたちも興味津々で操縦を楽しむ様子が印象的でした。
Spotの特徴と用途:
• 危険地帯での調査や点検作業:災害現場や人が立ち入れない場所で活躍。
• リモート作業による効率化:人命を安全に守りつつ業務を遂行可能。
• DX推進による建設業界の革新:労働力不足の解決策として注目。
鹿島建設さんでは、完全リモート操作や自律運行の技術を取り入れ、日本の建設業界を革新する取り組みを進めています。また、能登半島地震での迅速な復興対応についての説明を聞き、日頃の準備の重要性を再確認しました。
綜合警備保障ブース:AEDトレーニングとガードマン装備体験
綜合警備保障さんのブースでは、AED(自動体外式除細動器)の使用方法を体験しました。以前に講習を受けた経験があったものの、実際に手を動かして確認することで改めて知識を深める良い機会となりました。AEDの操作は緊急時に命を救う重要なスキルであり、こうした体験を通じてその重要性を再認識しました。
また、ALSOKのガードマン装備を実際に装着してみる体験も行われており、日頃目にするプロテクターや装備の機能を体感することで、警備や防犯の現場を身近に感じることができました。
消火器操作体験
イベントでは消火器を実際に使用する体験も行われており、火災時の初期消火の手順を学べました。オンライン上には多くの防災情報があふれていますが、実際に手に取って体験することで得られる知識の重要性を改めて感じました。いざという時に備えるためには、体験を通じて得た感覚やスキルが欠かせないと実感しました。
VR防災体験とはしご車乗車体験
VR防災体験車では、火災や地震のリアルなシミュレーションを通じて、災害時の行動を疑似的に学べました。臨場感ある映像で、災害時に冷静な判断が求められることを実感しました。また、実際にはしご車に乗る体験は子どもたちに大人気で、家族で楽しめるプログラムでした。
元自衛官芸人やす子さんの楽しいステージ
元自衛官芸人のやす子さんによるステージでは、防災の知識や心構えを楽しく学ぶことができました。笑いを交えながらの話はとても分かりやすく、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容でした。
防災クイズ:日常生活に役立つ知識
会場では防災クイズも行われ、日常生活で役立つ知識を学べました。たとえば、「エレベーターに乗っている時に地震が起きたら、すべてのボタンを押すべきか?」という問題。答えは「○」で、全てのボタンを押すことで最寄りの階に止まる仕組みになっているそうです。このような実践的な知識を得られるのもフェスならではの魅力でした。
赤坂通りまちづくりの会ブース:防災ゲームとプログラミング教育
赤坂どおりまちづくりの会のブースでは、永田木材さんの木を使った防災ゲームや、幼児向けプログラミング教材「テイルボット」の体験が行われました。「テイルボット」は3歳から利用可能で、子どもたちが遊びながらプログラミングや防災について学べる素晴らしい教材です。こうした取り組みが未来の防災リーダーを育成する一歩となると感じました。
東京消防庁の広報誌「広報とうきょう消防」より「Live119」の紹介
東京消防庁が発行する広報誌では、「Live119」というサービスが紹介されていました。このシステムでは、スマートフォンを通じて119番通報時に現場映像をリアルタイムで消防署に送信できます。これにより、現場状況を的確に伝え、応急処置のアドバイスを受けることが可能となります。災害や事故時の初動対応を強化する画期的な取り組みだと感じました。
まとめ
「赤坂サカス防災フェス2024」は、防災や防犯について楽しく学べる貴重な機会となりました。
清武赤坂消防署長と直接お話しさせていただく貴重な機会もいただき、災害時や緊急時に備えるために必要な技術、知識、そして体力の重要性を改めて実感しました。
さらに、防災や防犯がアウトドアや日常生活と深く結びついていることを学び、柔軟で実践的な備えの大切さを感じました。このイベントを通じて、多くの方が防災・防犯意識を日常生活に取り入れるきっかけとなることを期待しています。
イベント情報
• 共催
港区 / TBS
• 主管(制作・運営全般)
TBSスパークル
• 特別協賛
鹿島建設株式会社 / 綜合警備保障株式会社
• 特別協力
東京消防庁 / 赤坂消防署 / 赤坂警察署 / MRO北陸放送
• 協賛
アイリスオーヤマ株式会社 / 赤坂通りまちづくりの会 / (一社)日本食育HEDカレッジ / NPO法人ラ・テール / 尾西食品株式会社 / 株式会社伊藤園 / 株式会社wellmouth / 株式会社J&Mラボトリー / 株式会社虎屋 / 三和商事株式会社 / 三井不動産株式会社 / WAQ株式会社
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